2009/10/13

東京の精霊

 最近、日曜日になると、奥多摩やら皇居の雑木林、六義園などに出かけている。名草戸畔(なぐさとべ)の取材で和歌山や大分に行ったとき、東京はいかに緑が少なく酸素が薄いかよくわかった。近所に駒沢公園があって、大きな木がたくさん生えているけど、なぜか和歌山のような開放感はない。たぶん、足下が自然の土ではなく、コンクリートの道路だからだ。おかげで、時々こうして近所に「遠足」に出かけないと、なんとなく煮詰まってしまうようになった。遠足といっても、出かけるのはほとんど都内。都内でよさそうな場所を探して、行ってみる。

 これは、皇居の中にほんの少し残っている雑木林の植物たち。きれいな清水も湧き出ている。






 つづいて、駒込の六義園。日本庭園だが、奥には本物の自然が残されている。




 奥多摩には、こんなに自然が。




 どこも東京都は思えない風景。普段は気がつかないけど、東京にも自然が残されている。そして自然の精霊は、本当は、そこかしこに存在している。人間の方が、精霊をみる心を失ってしまっただけだと思う。


【魔法使いのおばあさんみたいな雲】

2 件のコメント:

  1. 六義園は私の近所です~!
    今度行くときは教えてくださいね。
    休みの日であれば会えるかも?です♪

    私は栃木によく遊びに行くのですが
    そこは森の近くなので甘い匂いが漂います。
    東京に帰って来る時風景が変わるのを見て
    「栄えてるなァ」なんて思ったり。

    やっぱり私も
    乱れた精神を調和させるのは
    自然の中だって今更ながら感じているのは
    身体が悲鳴を上げているのかしらん?

    六義園近く?の旧古河庭園は
    今月下旬ごろ、バラの見ごろなので
    行けたら行ってみてくださいね。

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  2. 六義園は、高校生の頃に行ったことがあります。
    すごくよいところだった記憶があり、
    二十年数年ぶりに、行ってみました〜。
    すごくきれいな場所でした。
    旧古河庭園は、バラがあるんですか。
    それはいいですね〜。

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