2011/08/30

スプーの日記展2011@新宿FEWMANY終了

スプーの日記展2011@新宿FEWMANYは、8月28日にて無事終了しました。来場いただいたみなさま、ありがとうございました。次回の展示については、また告知します。秋には以下の企画展に参加させていただきます。

アートラッシュ企画展Vol.159『冬の夜長に・・・・』展

2011年11月16日(水)~12月5日(月)
11:30~20:00(月曜日17:00まで/火曜日定休)
代官山・アートラッシュ
渋谷区恵比寿西2-14-10 トゥワォン代官山103
tel:3770-6786
http://www.artsrush.jp/

(東急東横線・代官山駅北口を出てすぐ右に折れ、
歩道橋を渋谷方面へ向かって進む。
歩道橋を降りたら、緩やかな坂をのぼり、右に曲がる。
さらに坂をのぼり、最初の角を左に曲がる。
キルフェボンの先の道路を渡ってすぐ左手のドーム型のビルの1F)

入場無料

=参加作家=
新井恵子(アクセサリー&オブジェ)
井上学(造形)
岡沢幸子(銅版画)
カワチレン(絵画)
武盾一郎(線画)
なかひらまい(絵画)
Noe(造形)
H@L(絵画)
藤沢芳子(絵画)

2011/08/24

スプーの日記展2011@新宿FEWMANY開催中!

スプーの日記展2011@新宿FEWMANY開催中!


白い棚には挿絵のプリントアウト(著者サイン入り)
スプーの日記全3巻、ハンドペイントのTシャツ、バッグを展示販売。
Tシャツとバッグは1枚ずつ違う絵なので、広げて眺めてください。



お店から入って正面の壁には3枚の新作絵画が。
写真・手前から「逢魔が時」、「スプーと沼の精霊」、「天狗の森」。



ハンドペイントのバッグ



精霊ニラブーが入った「精霊の小瓶」
このニラブーもすべてハンドクラフト。
ひとつひとつに絵の具をまぜてから成型していきました。




ガラスの棚には「精霊の小瓶」、「小さな絵本」、「ポストカード」を展示。
「小さな絵本」はサンプルを置いてありますので、手にとって読んでください。


なかひら まい ミニ個展 『スプーの日記』展 2011

2011年8月22日(月)〜8月28日(日)
12:00〜20:00(最終日は19:30まで)
新宿・FEWMANY(地図はこちら
新宿区新宿3-17-21新三ビル1F
tel:03-3353-2532
入場無料

(新宿駅東口・新宿通を伊勢丹方向へ。
伊勢丹の手前のマツモトキヨシと
サマンサタバサの路地を左へ。
真ん中くらいまで歩くと左手にあります)

内容:なかひら まい のモノノケワールド100%全開。
『スプーの日記』の世界をテーマにした
ハンドメイド/ハンドクラフトの
オリジナル作品を多数制作し、展示販売します。
フィギュア、新作絵画、Tシャツ、バッグなど
すべてのアイテムがそのまま作品になっています。
ミニ個展ですが力作ぞろいです。
摩訶不思議なスプーの世界に浸ってください。
作品はポストカードなど一部をのぞき、すべて1点モノです。

2011/08/17

FEWMANY『スプーの日記』展 制作日記09


着色が完成したスプーのフィギュア。ニスを塗る前の状態。


1回目のニス塗り完了。手はまだ塗っていない。

フィギュアを作るのは4回目なので、だいぶ慣れてきた。頭を丸く紙ヤスリでこする作業にも慣れてきたので、1回目よりだいぶ改良されたと思う。毎回、ボディの色が微妙に違ってしまったり、顔が全部違ってしまうのがハンドメイドの面白いところ。フィギュアは今までに50体ぐらい作った。50体は完売。そのうちの何体かは海外へと旅立っていった。


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なかひら まい ミニ個展 『スプーの日記』展 2011

2011年8月22日(月)〜8月28日(日)
営業時間 12:00〜20:00
新宿・FEWMANY(地図はこちら
新宿区新宿3-17-21新三ビル1F
tel:03-3353-2532
入場無料

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2011/08/15

FEWMANY『スプーの日記』展 制作日記08


ニスを塗ったニラブー。


ピンクの子。


自分で作っておいて言うのも何だが、可愛い。

ものを作るのは楽しい。子どもの頃、学校に手が汚れるのを嫌がって、絵の具が手につかないようにしたり、汚れたパレットを気が違ったように洗っている女の子がいた。あれは不思議というか不気味な光景だった。セツでデッサンをしたり水彩画を描いていた頃は、いつも手はどろどろだった。長沢節先生は、「デッサンは重労働なので靴はスニーカーで」とよくいっていたっけ。

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なかひら まい ミニ個展 『スプーの日記』展 2011

2011年8月22日(月)〜8月28日(日)
営業時間 12:00〜20:00
新宿・FEWMANY(地図はこちら
新宿区新宿3-17-21新三ビル1F
tel:03-3353-2532
入場無料

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2011/08/13

FEWMANY『スプーの日記』展 制作日記07


小さな絵本シリーズのスプーのお話を作っている。スプーの1日か、2日分の日記ぐらいの文字数になった。これは鉛筆描きのイラスト。



この鉛筆描きをスキャナーに取り込んで加工する。絵って、下書きが一番よいことが多い。この方法だと、下書きのテンションを失わずに仕上げることができる。スプーの絵はいつもこの方法で描いている。

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なかひら まい ミニ個展 『スプーの日記』展 2011

2011年8月22日(月)〜8月28日(日)
営業時間 12:00〜20:00
新宿・FEWMANY(地図はこちら
新宿区新宿3-17-21新三ビル1F
tel:03-3353-2532
入場無料

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2011/08/11

FEWMANY『スプーの日記』展 制作日記06



あみぐるみ作家ドル・ロッフォさん作の、あみぐるみスプーも販売します。残り5体です。お早めに!

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なかひら まい ミニ個展 『スプーの日記』展 2011

2011年8月22日(月)〜8月28日(日)
営業時間 12:00〜20:00
新宿・FEWMANY(地図はこちら
新宿区新宿3-17-21新三ビル1F
tel:03-3353-2532
入場無料

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2011/08/10

FEWMANY『スプーの日記』展 制作日記05


先日アップしたTシャツの色違い。こちらはヘザーグレー。下描きがしっかりした絵なので色違いができました。


ナチュラルのTシャツにモスグリーンで描いた、お化けとスプー。こちらはラフな下描きなので、もう一枚描いたらまったく違う絵になってしまうかもしれない。1点ものです。


Tシャツとおそろいのタッチの小さなキャンパストートバッグ。

昨日の続き。オリジナル作品の方が、古い物語を継承できている感じがする、といっても、べつに昔の神話や物語を否定するわけではない。この種のお話は、オリジナルといったって実は、独自のものではない。昔からある伝説上の生き物や人物のイメージを拾っているだけなのだ。そういう元型的なイメージは、自分でも知らないうちに頭の中に蓄積されているものだ。

精霊や妖怪というのは、物語以前に「怪異の体験」というものがあって、はじめて成立する。アイルランドには、道路に「レプラコーンに注意」の看板が立っているそうだ。『新耳袋』など読むと出てくるが、こびとの妖精に出会った話は不思議なことに日本でも採集されている。日本の妖怪は、ほとんどが「気配」だと思う。物の怪とはよくいったものだ。伝説上の精霊、妖怪を描く場合は、妖怪に出会った物語も含めて描く必要がある。きっとどこかに良い着地点があるはずだ。

FEWMANY「スプーの日記展」
FEWMANYアクセス
営業時間は12:00〜20:00です。

2011/08/09

FEWMANY『スプーの日記』展 制作日記04



キャンパス地のバッグに大胆な構図の絵を描いた。強力なパワーをもつ精霊を召喚するスプーの図。いつものことだが、人目を気にせずスプーの世界に開き直っている。



こちらは、花や蝶のような精霊を呼んでいるスプー。

「スプーの日記」の舞台は、空想で作った架空の町だ。東欧だかロシアだかわからない田舎風の無国籍な感じをイメージした。アイルランドに似ているらしいがわたしは現地に行ったこともない。スプーの住む町は田舎なので人々は迷信深く、おまじないや占いが日常的に行われている、という設定だ。頭に残っているいろんな本の記憶を組み替えてオリジナルの世界を作ったような感じ。

わたしはオリジナルとは別に、民話や神話など、長いスタンスで語り継がれてきた物語を継承するような仕事にも興味がある。前回の展示では、ケルトの民話や神話をそのまま表現する絵画やイラストにチャレンジした。勉強になったが、反省点も多かった。不思議なことに、オリジナルの方が、古い物語を継承できている感じがするのだ。カリアッハ・ヴェーラをそのまま描いても、カリアッハ・ヴェーラにならない。たとえば、自分で勝手に創作した泉の女王というキャラクター(蝶とストロベリー・ナイト・パーティ)の方が、よほどカリアッハ・ヴェーラのイメージをつかんでいるのではないか。今描いているスプーのTシャツも、古い魔術や精霊のイメージを掴めている感じがするのだ。

FEWMANY「スプーの日記展」
FEWMANYアクセス
営業時間は12:00〜20:00です。

2011/08/08

FEWMANY『スプーの日記』展 制作日記03



手描きTシャツを制作中。スプーの物語の一場面をイメージして描いています。



いったいどんな絵に仕上がっているのか、現物を見てのお楽しみです。まあ、2巻を読んだ人には想像がつくと思いますが。のびのびといいテンションが出ている。

FEWMANY「スプーの日記展」
FEWMANYアクセス
営業時間は12:00〜20:00です。

2011/08/07

FEWMANY『スプーの日記』展 制作日記02


ニラブー増殖中。


レモンイエローのニラブー。


ピンクもいる。

ニラブーとは、スプーのお話に出てくる森の精霊。スプーの住む小さな町では、大昔からニラブーという森の精霊がいると伝承されている、という設定になっている。ニラブーは、スプーの心の状態によって、色が変わって見える。基本カラーは緑。1巻には黒いニラブーも登場する。黄色やピンクは滅多に見えない。

FEWMANY「スプーの日記展」
FEWMANYアクセス
営業時間は12:00〜20:00です。

2011/08/05

FEWMANY『スプーの日記』展 制作日記01



制作中のフィギュア。スプーを乾かしやすくするため、完成品のフィギュアを使って、スプー型の凹みを作った。写真は、注文いただいた方に2体作ったときのもの。今回は5体制作中。



下は完成品。



今回のフィギュアは、なんとニラブーがついてきます。これは色塗り、ニス塗り前の状態。箱のデザインも変えてお値段も改訂する予定。



石粉粘土に緑色の絵の具を混ぜ込んだ特製ニラブー。後から色を塗るより可愛い。

FEWMANY「スプーの日記展」
FEWMANYアクセス
営業時間は12:00〜20:00です。

2011/08/04

次回は『スプーの日記』展

アートラッシュ『妖し展』は、無事終了いたしました。たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。

次回の展示は、新宿のFEWMANYで行います。『スプーの日記』の世界をテーマにしたハンドメイドのオリジナルグッズを絶賛制作中です。お楽しみに!

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なかひら まい ミニ個展 『スプーの日記』展 2011

2011年8月22日(月)〜8月28日(日)
12:00〜20:00
新宿・FEWMANY(地図はこちら
新宿区新宿3-17-21新三ビル1F
tel:03-3353-2532
入場無料


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