2013/03/26

「なかひらまい・小野田寛郎 名草戸畔を語る」のお知らせ


 来る5月5日、下記の講演会を行う運びとなりました。
 小野田寛郎氏より、名草戸畔(なぐさとべ)のお話を聞くことができる貴重な機会です。ご都合もあるかと思いますが、みなさま、ぜひ、会場にお越しいただき、小野田氏の言葉に耳を傾けていただければ嬉しいです。
 小野田氏をはじめ、このような企画を進めてくださった皆様に感謝申し上げます。

なかひら まい拝
2013.3.26


講演会
「なかひらまい・小野田寛郎 名草戸畔を語る」

和歌山に残る名草戸畔伝承は、「口伝(くでん)」によって受け継がれてきました。この口伝を採集し、名草戸畔 古代紀国の女王伝説』を書いた、なかひらまい氏とその謎を解き明かす驚異の伝承保持者といえる小野田寛郎氏の対談です。文書に書かれず親から子へ語り継がれてきた「生きた歴史」を知る人は、年々少なくなっています。和歌山の文化を残していくために、司会に前全農代表理事専務・ジュリス・キャタリスト代表取締役で小野田家のご親戚でもある加藤一郎氏を迎え、小野田氏に名草戸畔伝承について語っていただく講演会を行います。

■日時:2013年(平成25年)5月5日(日)
      開場:12:30 開演:12:45(終演予定14:30)
■場所:「アバローム紀ノ国」 鳳凰の間
     〒和歌山市湊通丁北2-1-2
     TEL:073-436-1200
■出演:小野田寛郎 なかひらまい 司会・加藤一郎
■入場料:1,500円(当日2,000円)
■主催:テレビ和歌山・和歌山放送
■後援:和歌山県・和歌山市・海南市

【前売りチケットの購入方法】
銀行振込の場合:紀陽銀行 延時支店 普通口座438297 口座名:テレビ和歌山 なぐさとべ係 へお振込みください。振込用紙を当日入場券と引き換えますのでお忘れなくお持ちください。
振込手数料はお客様負担でお願いします。定員になり次第、締め切ります。
■前売りチケット販売店:宮脇書店ロイネット和歌山店(TEL:073ー402ー1472)他で発売中です。
■チケットなどに関するお問い合わせ:
テレビ和歌山 073-455-5721
和歌山放送  073-428-1431
(平日10:00~18:00)

※出演者の都合・体調により変更の場合もあります。

【名草戸畔とは】名草戸畔は縄文時代から西暦二百年の間にかけ、和歌山市から海南市を拠点としたと伝わる女性の首長。「日本書紀」の神武東征の項に「軍は名草邑に着いた。そこで女首長を殺した」とだけ記され、死後遺体は頭、胴体、足に分けられ、海南市内の三神社に埋められたという伝承が残っています。小野田寛郎氏のご実家は海南市小野田の「宇賀部神社」です。「おこべ」とは頭という意味で神社には名草戸畔の頭を祀ると伝わっています。小野田氏のご実家では、名草戸畔は小野田家の遠い祖先であると伝わってきました。ルバング島で知られる小野田寛郎氏は遠い昔名草に生きた人々も物語を語ることの出来る唯一の「語り部」でもあるのです。

■小野田寛郎プロフィール
1922年3月生まれ。和歌山県海南市出身。財団法人小野田自然塾理事長。1944年12月フィリピン、ルバング島に派遣。以来、30年間 任務解除の命令を受けられないまま戦闘を続行。1974年3月、作戦任務解除例を受け、日本に帰還後、ブラジルに移住、1200ヘクタールの牧場を経営。現在は講演活動などで活躍。

なかひらまいプロフィール
1970年3月9日生まれ。千葉県出身。セツ・モードセミナー卒業。作家・イラストレーター。2005年12月『スプーの日記』シリーズ(トランスビュー刊)で作家デビュー。2011年12月古代史ドキュメンタリー『名草戸畔 古代紀国の女王伝説』を発表。ユング心理学研究会役員。

加藤一郎プロフィール
1949年3月生まれ。東京都出身。1971年千葉大学園芸学部卒、同年JA全農入会、主なJA全農での職歴,米国全農燐鉱(株)副社長、総合企画部長、常務理事、代表理事専務、2011年同退任。2011年ジュリス・キャタリスト代表取締役、日中韓FTA産官学共同研究委員、農業経営法務研究会座長、(独)農畜産物振興機構評価委員、NPOふるさとテレビ顧問、「薬都富山復活」コンソーシアム座長、著書「帰りなんいざ 田園まさに荒れなんとす」講演会活動をおこなう。

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